金融インフルエンサーの存在

今朝の日経新聞で「投資『先生はSNS』の功罪」という記事を読んだ。私もお金に関する様々な人の考えを知るためにYoutubeをよく見る。

例えば「老後に向けた資産運用」で検索すると、多数の魅力的なタイトルの動画が表示され、どれを見ようか迷ってしまう。

私自身は、ファイナンス(投資)の基礎知識があるので、どの動画が自分のニーズに合っているか判断できる。でも投資初心者の人なら、情報量に圧倒され、どの情報が自分のニーズに合ってるか判断できないのでは?

本屋にいっても同じような状況で、投資セクションに陳列されている書籍のタイトルを眺めていると、誰でも簡単に大儲けできるような気になる。

もちろんビギナーズラックもある。しかし、人生100年の長さで資産運用を行うには、それなりに勉強も必要であり、実際に試行錯誤をしながら、自分なりの運用スタイルを見つけるしかない。

簡単に儲かるような印象を与える動画(書籍)は、簡単に減量できると主張する広告と同じように思える。楽して減量できるのであれば誰も苦労しない!

私の持論は、投資のプロを目指すのでなければ教科書的な「長期・積立・分散」を基本に投資を行うしかないと考えている(私もそうしている)。SNSに溢れている魅力的な話は、減量の公告と同じように、割り引いて考える必要がある。

以前、私がメタボだった頃、「減量したかったら摂取するカロリーを減らすか、運動してカロリーを消費しろ!」という極めてシンプルなアドバイスをもらった。早期退職後、ようやくそれを実践でき、メタボから卒業できた! 何事も努力が必要である。