「伝えること」の難しさ

書く練習を兼ねて「ぐろべいの独り言(ブログ)」を続けている。殆ど読者はいないが、書いたものを公開することで緊張感が生まれる。たまに過去のブログを読み返し、文章を手直ししている。

自分の伝えたい事を文章で表現するのは難しい。私の考えはあくまでも私自身の経験・知識から生まれているが、そこまでは読者と共有できない。よって、独りよがりの文書となってしまう。プロの文筆家でも編集者が必要な理由が理解できた。

単語の意味・使い方もGoogleで確認するようになった。外国語だと辞書を引かないと意味が分からない。しかし、50年以上使ってきた日本語だと、単語の意味を厳密に把握していなくても支障はない。ただ、文章を公開するのであれば、あやふやな記憶・理解では心もとない。

先月、「投資」に関する勉強会を開催した(残念なことに参加者は数人)。大学でファイナンスを学び、仕事でも金融・財務に関わり続け、個人でも投資を行っている私にとって、普通の人が「投資」に対してどのような認識(苦手意識)を持っているかは想像の世界だ。

金融教育分野の様々な教材を参考にしつつ、普通の人の気持ちに最大限の想像力を巡らし、何週間もかけて約1時間のプレゼンテーションを作成した(何度も作り直し)。それでも、出来上がりは理想に程遠い。

人生100年時代を楽しむには、ある程度の金融知識が不可欠である。金融知識の不足が、人々を不安に掻き立てているところもある。私も人生の後半に入り、これからは自分の培ってきた知識・経験を少しでも社会に還元できればと考えている。そのためには、「伝える力」を鍛えなければ!